2018年1月17日の授業から

今日は、小雨降る肌寒い一日でした。風邪のためにお休みされた方々もいましたが、今日も活発な学びの時を持ちました。礼拝では、創世記2-3章より「エデンの園から追放された人間」について考えました。創世記2-3章は、創世記1章とは異なり、人間は被造物を管理する目的で造られたが、神の戒めに背いてエデンの園から追放されてしまったという物語です。私たちは、このような物語が聖書全体の物語の中でどのような意味をもって展開されているのかをよく見極め、「聖書全体のストーリー」から理解し、その「グランドストーリー」の信仰に基づいて生きていくようにとの励ましをいただきました。私には分からないところがたくさんありますが、中澤牧師が聖書のメッセージをきちんと把握しようと努力している姿には、大きな共鳴を感じました。

午後のクラスでは、ものみの塔の元長老だったIさんが、最近の組織の活動状況を分析し、組織が現在抱えている問題点をクリアにしてくださいました。クラスの参加者からも、ものみの塔組織の最近の動向に関する情報提供や疑問が活発に出され、クラスは久しぶりに盛り上がりを見せていました。最後に、ものみの塔組織のトップにいる人たちは、これだけ組織の批判にさらされても、組織の間違いに気づくことはないのだろうか、との疑問が提出されました。人は結局、信じたいものを信じるのだという結論になりました。自分や自分が信頼する人たちの間違いを認めることはとても難しいことなのだとよく分かりました。

クラス全体を通じ、真理を愛し、聖書のメッセージに謙虚に耳を傾けることは人間として最も大切なことだと教えられました。

ありがとうございます。