2018年1月24日の授業から

一昨日から降り積もった雪が路面に凍り、歩くのも困難な朝でした。にもかかわらず、今日も熱心に学ぼうとする多くの方々がクラスに参加していました。礼拝では、創世記3章23-24節より「エデンの園からの追放の意味」というメッセージが取り次がれました。エデンの園は神と人が共に歩む世界で、モーセ時代の幕屋、ソロモン時代の神殿、イエス・キリストの受肉、復活後のキリストが「天においても地においてもすべての権威を与えられた」という宣言、新しい天と新しい地の到来は、すべてがエデンの園の回復というテーマに結びついているという説明でした。聖書は、「神と人と被造物の関わりを説き明かしている一つの物語である」ということが、今日のメッセージをお聞きしてやっと納得できるような気がしました。

その後のクラスでは、中澤牧師が今後の5年間、引き続き宣教牧師として働きたいと大野教会に意思表示をされたことを話してくださいました。大野教会は、現在組織改革に取り組んでいるようですが、その背後にある基本的なコンセプトがどのようなものであるかを詳しく解説してくださいました。キリストのからだである教会は、歴史の流れの中でそれぞれの時代にあった世界観を自らの衣としながら「信仰を形成・発展させてきた」というお話には、納得せざるを得ませんでした。また、大野教会が、これからの時代に使命を果たしていくために、実現しなければならない組織改革の真意を教えていただきました。今日は、教会というものについて深く考える機会が与えられ、有意義でした。

大野教会のスタッフの先生方が真剣な生き方を実践しておられることをしり、敬服しました。私も、自分に与えられた賜物を100パーセント生かし、自分のストーリーを完成していこうと固く心に誓いました。そして、このような学びを与えてくださった主に、心から感謝しました。