2018年2月7日の授業から

テレビでは、北陸地方でたくさんの雪が積もり、その地方の方々が大変困難な生活を強いられているとの報道がありました。私は、暖かい日差しを浴びながらこのようなぜいたくな学びができることを申し訳ないと思いながらも、今日も素晴らしい学びの時をもつことができて感謝を込めてでした。礼拝ではローマ人への手紙16章より「一人一人のクリスチャンたちのストーリー」というメッセージをお聞きしました。ローマ人への手紙は、神学ではなく、一人一人の歩みを紹介しているとの話に感動しました。JWTCのクラスで多くのクリスチャンたちが証をしてくださる聖書的な根拠が、このようなテキストにあったことを示され、とても深い感動が与えられました。

その後の午前のクラスでは、ローマ人への手紙の解釈をめぐる諸問題が取り上げられました。特にパウロ研究家の間で問題視されている様々のテーマ(「パウロの新しい理解の仕方」など)について忌憚なく自分の考えを出し合い、ディスカッションできたことは大きな喜びでした。

午後からのクラスでは、大野教会のOさんがご自分のストーリーを分かち合ってくださいました。若いころどのようにクリスチャンになったのか、東京に出てきて宣教師とともに開拓伝道に励んだこと、企業戦士として活躍していた頃の思いで、シンガポールの教会で経験したこと、その後日本に戻って大野教会に出席するようになったことを詳しくお話してくださいました。特に、困難に直面したり、 さまざまな悩みを抱え込んだ時、詩編から励ましの言葉をいただいたとの証は、出席者一同に大きな感動を与えたようです。私自身は、

そのようなストーリーをお聞きしながら、クリスチャンとは何とすばらしい恵みを受けた存在なのだろうと実感し、神様に感謝しました。

これからも、クリスチャンたちのストーリーを聞けることは、とても大きな楽しみです。