2018年4月よりJWTCは新しくなりました!
JWTC主宰の中澤啓介です。JWTCに関心をもってくださり、ありがとうございます。
私は、1994年4月よりお茶の水クリスチャンセンターにおいて、JWTC(エホバの証人をキリストへ)という講座を開いてきました。最初の20年間は、ご家族からの相談、自主脱会者のケア、マスコミを巻き込みながらの裁判闘争(輸血拒否、離婚問題、カルト・カウンセリングなど)、ものみの塔本部との交渉などに明け暮れる毎日でした。その成果もあったと思いますが、現在ではものみの塔組織からの自主脱会者が続出し、組織は内部崩壊しつつあります。
2014年4月、大野キリスト教会の新会堂完成に伴い、JWTCの活動拠点を大野キリスト教会に移しました。それに伴い、活動も「ものみの塔組織からの脱会者たちが本当の聖書の読み方を知り、聖書の信仰に基づいて歩むように」という方向にシフトさせました。講義内容も次第に、「科学と宗教の対立、聖書の基本的性格=物語、パラダイム・シフト、被造物管理こそが人間の使命、聖書のグランド・ストーリーとは」などに変化しました。それは、私にとっては1980年頃から気づき始めた新しい福音理解であり、現代日本社会に生きるクリスチャンにとっては、「認知的不協和を感じることなく、喜びと満足感、そして自信に満ちた信仰生活を送るには不可欠の真理」だと確信するものでした。
JWTCからJWTCへ
そこで、2018年4月よりJWTCの名称を Jehovah’s Witness to Christ (エホバの証人をキリストへ)から Japanese World to Christ(日本社会をキリストへ)に変更し、看板と中身を一致させる方がよいとの結論に達しました。
この新しい活動をより深くより広く発展させるため、従来の活動形態をいくつか変更するのがよいと考えました。まず、時間です。講義時間を、毎週水曜日午前中の2時間(10時から12時)とします。
講義内容も「ポストモダン社会とは、キリスト教信仰のパラダイム・シフトとは、キリスト教信仰と科学・歴史の関係とは、聖書を物語として読むとは、聖書のグランド・ストーリーとは、キリストの福音の再発見とは、神が人間に期待されている被造物管理とは、21世紀における世界のキリスト教界の展望」等々多岐にわたるものになることでしょう。
また学校のクラスの講義形式というより、気楽に「バイブル・カフェ」とでも呼んだらよい形式で、ストーリー的に話す方法を取りたいと考えております。しかも、講義の後半部分(11時から12時まで)においては、時々ではありますが、JWTCの趣旨に賛同してくださる牧師たちやJWTCを受講されている方々によって「私のストーリー」を語っていただくことによって、JWTCの新しいコンセプトを浸透させていくのがよいのではないかと考えております。
すべて無料で公開します。
聴講料は一切徴収せず、クラスの講義内容はすべて、インターネットのこのJWTCのホームページから無料で聞けるように公開しております。JWTCの必要経費については、この働きに賛同してくださる方々による献金によってまかなっています。お祈りとご協力をお願いします。
(なお、インターネットを利用できない方々のためには、CDなどをお送りすることもできます。ご連絡ください。その場合は、実費をいただきます)。
追伸: これまでのJWTCの働きは、大野キリスト教会で行われている「JWサロン(毎月第一日曜日午後1時から3時半まで)」において引き継がれています。そこでは、毎回20名近くの元エホバの証人、エホバの証人二世、被害者家族の方々が参加し、相互ケアがなされています。いつでもお出かけください。