2010年3月17日の授業から

今日は昨日とはうって変わり寒い日に戻りましたが、今学期最後のクラスだったからでしょうか、クラス受講生のほとんどの方々が出席され、とても盛況でした。
礼拝ではヨハネ11:17-44より、イエスがサタンへの怒りと遺族への愛に基づいてラザロを復活させたことを教えていただきました。特
に、一世紀のユダヤ人の葬儀や埋葬の仕方、喪に服している期間の慣習などについてもたくさん学ぶことができ、有益でした。
午前のクラスでは、イエスが話された例え話において、どこまでを文字通りに解釈し、どこまでを象徴的に解釈するのがよいかという点について、皆で話し合いました。結局、常識的なセンスこそが聖書解釈にとって一番大切なものなのだと、改めて確認しました。
午後のクラスでは、北海道から参加されたI姉が保護説得によってどのようにものみの塔を脱会したかという経験をお話くださいまし
た。家族の保護を2度までも振り切りながら、3度目には遂に抵抗できず脱会した経緯は、まるで刑事ドラマを見ているようなスリルに富んだものでした(Iさん、ごめんなさい)。続いて『ものみの塔の源流を訪ねて』から、1914年にハルマゲドンが起こらなかったと
き、ニューヨークのものみの塔本部においては何が起こっていたのかを学びました。予言の失敗は、組織壊滅に結びつくわけではないことを知らされました。
クラスが終わってから、今学期の反省会を開き、夏の移動教室の場所や、新年度の外部講師の希望などについて話し合いました。なお、その中で中澤先生は、2010年度はJWTCを続けるが、そろそろJWTCのクラスを閉じる時期が来ていると思うという爆弾発言がありました。
その背景には、このようなクラスは実際の脱会カウンセリングをしていて初めて意味があるが、現在は海外に滞在する日が多くなり、その結果脱会カウンセリングの現場から離れているので、クラスを継続すべきではないとの先生流の美学があるようです。受講生の皆様は、このような先生のお考えをどのように思われますか? 事務局では、皆様からのレスポンスをお待ちしています。