2010年4月14日の授業から

今日は日本基督教団春日部教会の白石多美出先生が講義をしてくださいました。今日は体調が悪く出席できない方もあり、少人数でしたが、豊かな学びのときをもつ事ができました。礼拝説教は<ヨハネの手紙第? 2章18節>から、「信じるものは何か」と題して?社会の現状を把握すること?確かな基準を持つこと?偽物を判断すること。と、三つのポイントでお話くださいました。社会の出来事を良く知り、様々な出来事が自分にも起こりうることだと認識することはとても大切なことです。情報があふれている時代であるからこそ物事を判断するために確かな基準を持ち、そして本物をきちんと見分けて、知ることが大切です。私たちは聖書を読む機会が与えられていますから、そのことに感謝し、聖書の中から確かなものを見出していきましょう。と力強いメッセージをいただきました。確かな信仰へと成長させていただきたいと、心から思わされました。
続いて、リック・ウォレン著の「人生を変える力」の4章「喜ぶという選択」から、学びました。喜びとは心の態度であり、一つの選択である。喜びは、私たちの内側からにじみ出る姿勢であり、状況に左右されない心のあり方です。それは私たちが自分で選び取るものなのであり、私たちは喜びを選び取ることができるのだ、と学びました。喜びがあると、人生は楽しくなります。喜ぶことを意識的に選び取っていくなら、私たちの人生の質が大いに高まることを知りました。続いて午後からは、試練のただ中にあっても、希望を失わず喜べる秘訣を学びました。パウロは「患難が忍耐を生み出し・・・」と言っています。試練や困難には価値があり、困難は無意味に起こってくるのではなく、その背後には目的があることを知るなら、もっと楽に対処できるようになるというのです。神様は私たちに目的を持っておられ、神様がいつも私たちと共にいて、助け導いてくださる。喜びを生み出すのは、私たちを取り巻く状況ではなく、内側の品性なのであり、さらにパウロは「練られた品性が希望を生み出す」と語っています。聖書のいう希望は、キリストの力に裏付けられた確信を意味する言葉です。また、喜びを手にしていくためには、霊的なトレーニングを積む必要があり、感謝の心を養い、持ち物を他者に分け与え、奉仕のために時間を費やし、福音を分かち合っていくときに自分のものになることを学びました。今日も出席者のお互いの分かち合いの中から、たくさんの恵みをいただきました。ご主人を亡くされ小さい子どもを二人も抱え、死に物狂いで生きてこられた姉妹が、クリスチャンになって今振り返ってみると、すべての困難、試練を通して今があり、その経験があったからこそ、今問題の只中にあってさえも、希望を置き喜ぶことができることをお話くださいました。その言葉の重みを私たちは心に深く受け止め、姉妹のうちに生きておられる神様の働きを知ることができました。まさに信仰は勝利であることを覚えました。この聖書に書かれている神にあるほんとうの喜びを、エホバの証人のお一人お一人に知ってほしいと心から思いました。今日は「神にある実践的な喜びを手に入れる秘訣」を学ぶことができ、とても有意義な一日でした。