2016年10月12日の授業から

久しぶりの秋晴れの一日でした。今日の礼拝では、使徒の働き17章31節など数カ所から、「すべての人は神によって裁かれる」というメッセージがありました。特に、イギリス福音同盟は、20世紀最後の数年間にわたって、「地獄」について検証する神学検討会議を開き、その研究成果をまとめた書物を出版しました。それによれば、地獄に関しては、福音派の中にもさまざまな考え方があるそうです。地獄や神の裁き、終末について、これから数週間かけて詳細にお話してくださるということでした。長い間疑問に思っていたことなので、とても楽しみにしています。

続くクラスの中では、「もしエホバの証人がイエスの贖いを信じるなら、救われる可能性はあるのか」という質問に対し、中澤牧師のお考えをお聞きできました。中澤牧師は、「ある人が救われるか救われないかは、私には分からない。ジャッジしようとも思っていない。ただし、ものみの塔の教えが聖書と違うことを明らかにするのが自分の使命だと確信している」と言われました。それに対し受講生から、「20年前はエホバの証人は救われないとはっきり言っていたが、今は変わったのか」という質問が出されました。中澤師は、「今後数週間かかってこの問題を扱うので、もう少し様子を見てほしい」とお答えになりました。

午後からのクラスでは、石坂さんが、インターネットの動画を使い、「ものみの塔の会計監査をしていた方が、組織の献金の巧みな集め方を暴露している」という問題を取り上げてくださいました。新しいエホバの証人関係者も数人が出席し、とても有意義な学びの時となりました。石坂さんいつも貴重な情報を提供してくださり、心からお礼申し上げます。