2016年11月30日の授業から

11月も終りを迎え、今週からアドベント(待降節)が始まります。礼拝では、イザヤ書60章1-3節より「イスラエルの上に照らされた光」というメッセージが取り次がれました。イザヤは、神の光はイスラエルの上に照り、全世界の人々が真の神を礼拝するために集められると予告しました。しかし、バビロン捕囚から解放されたイスラエルは、依然としてシリヤ帝国やローマ帝国の支配下に置かれ、捕囚状態にありました。それは、神がイザヤ、エレミヤ、エゼキエル、ダニエルなどの預言者をとおして語られた栄光の約束は実現しなかったということになります。しかし、その約束を実現された方がいます。イザヤ書53章のイエスです。旧約聖書の約束がイエスにおいて実現されたプロセスをとてもよく理解でき、すばらしい学びでした。ありがとうございます。

続くクラスでは、人は死後どうなるのか、霊は肉体を離れても存在するのか、キリストの贖いや再臨をどのように解釈すればよいのかなど、信仰の根幹に関わる問題についてお話してくださいました。今まで教会で教わったこととは、発想やまとめ方が違った話だったので、最初は戸惑いましたが、聖書の真理を明らかにしたいという中澤牧師の熱意は強く伝わりました。私の頭では理解できないことがあっても、自分で納得できることを信ずればよいのだとお聞きし、スッキリしました。聖書はもう分かったと思い込まないで、もっともっと注意深く学ぶ必要があると思わされました。

今日も、尊い学びをさせていただき、大きな喜びを感じて帰宅の途につきました。感謝でいっぱいです。ありがとうございました。