2017年3月8日の授業から

今日も、朝晩は冷え込みましたが、暖かい一日となりました。礼拝では、使徒の働きより「パウロとテモテの師弟関係」というメッセージが取り次がれました。パウロはテモテを「信仰の子」と読んでいますが、主にある同労者として同等な扱いをし、共に福音宣教を進めていきました。この二人の関係から、働き人同士の関係、パートタイムとフルタイムの働き人の違い、教職者と信徒との関係などについて共に考えました。最近のクラスでは、聖書を物語として読むことのケーススタデーをしていますが、その素晴らしさを実感させられています。

その後のクラスでは、スコットマックナイトやフランシス・コリンズたちの働きが紹介され、3月末にヒューストンで行われる「バイオロゴスのカンファランス」の紹介がありました。アメリカの福音派のさまざまな動きを知ることによって、日本の福音派を眺め直すという手法がだんだん分かってきました。

午後からのクラスでは、北海道でものみの塔組織から脱会したI姉の証を伺いました。エホバの証人の組織をやめるに至った経緯やそこからどのようにクリスチャンになったのか、さらに神学校で学んで牧師になろうと決心した背景などをお聞きしました。その後、出席者から保護説得という救出方法について、神学校の学びや費用、牧師になることの意味について、農村伝道の困難さなどついてさまざまな質問が出され、実に的確な応答をしてくださいました。今日も、本当に豊かな学びで、心躍る思いで帰途につきました。