今日も真夏日のような暑い一日でした。新しい方々も多数出席され、活気溢れた学びの日となりました。礼拝では、ローマ人への手紙5章12節より「原罪の教理は聖書的なのか」というメッセージでした。一般にキリスト教の神学では、人間は罪を犯したから死が生じたと考えられていますが、この聖書箇所の最後の部分は、人は死んでいるから罪を犯すのだと読むのが正しいそうです。すると、ここでいう「死」とは肉体の死ではなく、神から切り離された状態を指しているということになります(エペソ人への手紙2章1-3節参照)。すると、人間は神から離れて死んだ状態にあるから罪を犯すのだという意味になります。午前のクラスでは、サタンや悪霊はいつ造られたのか、その実体はどのようなものなのか、という問題が論じられました。
午後のクラスでは、大野キリスト教会のYさんが、ご自分の歩みを証してくださいました。66年間の歩みを振り返えられ、ご自分のこと、奥様のこと、お子さんのことなどさまざまな問題を分かち合ってくださいました。どんな状況に陥ったとしても、決して諦めないで問題を解決しようと努力されてきた姿に、大きな感動を覚えました。クリスチャン一人一人は、日々神との関わりをもって生きています。その関係を知的に整理して理論化したものが神学です、したがって、すべてのクリスチャンは自分の神学をもっているので、自分のストーリーを語ることが大切だということが、だんだん分かってきました。
こんな学びを与えてくださっているJWTCの関係者の皆様に心から感謝しています。