2017年6月21日の授業から

今日は、台風か嵐が来たかのように、激しく雨が降り続く一日でした。にもかかわらず1時間以上も前から熱心に学びに来られた方々をはじめ、普段来られない方々も加わわって、充実した学びをもつことができました。礼拝では、マタイの福音書25章14節〜30節より、「タラントの例えから人生の意義を学ぶ」というメッセージが取り次がれました。中澤牧師がこの聖書箇所を牧会の基盤に置いて働いて来られたことを知り、驚きました。「牧会とは、結局信徒の一人一人が自分の賜物を生かして自分の人生を全うすることに尽きる」という話は、とても説得力に富んだもので、なるほどなと感動しました。

その後のクラスでは、中澤先生が先週アメリカのペンシルバニア州のエリという町の教会を訪問され、経験されたさまざまな出来事をお話くださいました。7年前600人だった教会を今日2000人の教会へと導いた秘訣はどこにあるのかを、さまざまな角度から検証して、大野教会の直面している課題に参考にしていこうとする意気込みには頭が下がる思いでした。日本の教会とアメリカの教会の事情はまったく違うでしょうが、それでも両者に共通する点もたくさんあることがよくわかりました。私も、自分の教会をどのように成長させていったらよいのか、普段から考えていましたので、今日の講義はとても参考になりました。来年もしエリの教会を訪問する企画があれば、ぜひ参加させていただきたいと強く思いました。