昨夜から日本列島を襲っていた台風も収まり、今日は真夏日のような暑い一日でした。礼拝では、ペテロの手紙第一2章9-10節より「王的祭司であるクリスチャン」というメッセージが取り次がれました。この箇所に出てくるクリスチャンに与えられた「選ばれた種族」、「王である祭司」、「聖なる国民」、「神の所有とされた民」という4つのタイトルは、旧約聖書のイスラエルの民に対して使われた称号と同じものだそうです。つまり、旧約聖書と新約聖書は、同じ一つのストーリーが展開されていることになります。私は、「教会はイスラエルに取って代わった」という置換神学を教わってきましたので、非常にびっくりしました。もし「一つの物語」として読むなら、これまで私が信じてきた「福音」はかなりいびつなものだったと感じます。大きな宿題を抱えました。
午後のクラスでは、エホバの証人の元長老のIさんが、最近はやりの「フェイク・ニュース」という問題について話してくださいました。偽の話には、悪意に基づくものと善意から出てくるものとがある、ものみの塔の偽りは一部の真理を拡大して全体そのものであるかのような話を悪意からなされたものであるという話にとても説得力がありました。その後のクラスでは、エホバの証人出身者が、ものみの塔の実態について様々な角度からの情報を分かち合ってくださいました。私にとっては知らないことばかりで、とても有益な学びでした。
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