2017年9月27日の授業から

今日は過ごしやすい秋の一日で、楽しい学びの時をもちました。礼拝では、ローマ人への手紙1章1-7節より、「福音とは何か」というメッセージが取り次がれました。これまでキリスト教会が告白してきた福音理解は、聖書が明らかにしている福音理解とはかなり大きなずれがあるのではないかという問題提起には、そうだなとうなずける部分といまいち理解できない部分とがありました。今学期は、このテーマを追いかけながらローマ人への手紙を学び続けるということですので、とても楽しみです。

その後のクラスでは、千年王国や艱難時代をどのように考えたらよいのか、ディスペンセーショナルな聖書解釈の問題点は何か、聖書が説いている「神の国」とはどのようなものなのか、NTライトの義認論は従来の義認論とどこが違うのか、などの質問が受講生からあり、その一つ一つに丁寧な説明がありました。私はこれまで神学にほとんど興味がなかったのですが、このクラスを通して神学の重要性と面白さを存分に教えていただきました。クラスを受講することによって自分の信仰が豊かになり、日々解放された歩みができるようになりましたので、とてもとても感謝しています。