2017年11月22日の授業から

今日は、今年一番の寒さ厳しいお天気でした。礼拝では、創世記2章より「人間はどのような者として造られたのか」というメッセージが取り次がれました。人間は①神の霊によって創造された、②神の戒めに従うことを求められた、③エデンの園を管理する責務を負わされた、④被造世界を統治する能力を与えられた、⑤人間同士が助け合う存在として造られた、ということです。もしキリストの救いが最初の創造状態を回復されることにあるということであれば、この5つの人間の使命が回復されるはずだと教えていただきました。

その後のクラスでは、宗教改革の意義をどのように祝うのかを教えていただきました。さらに、ローマ人への手紙7章のパウロの「律法によって絶望の状態に陥ってしまった」という告白を、どのように解釈したらよいのか学びました。これまでの聖書の読み方(6-8章を聖化として読む)が最近のパウロ研究によれば、かなり異なっていることを教えられ、大変びっくりしました。神学とか聖書学とはどのような学問なのかを丁寧に教えていただき、とても役立ちました。

ただ、私には未だ納得できないことも多く、家に帰ってからもう一度じっくり、ローマ人への手紙全体を読み直してみようと思わされました。それにしても、「聖書を正しく読むことは大変だけれど、未知の事柄たくさんあり、面白いなあ」と感じました。